ブラック系バイトは立場の弱さにつけ込むのが特徴

立場の弱さにつけ込む

最近テレビなどでも「ブラック企業」という言葉をよく聞くようになりましたが、「ブラック系バイト」という言葉が学生たちの間で話題になっています。いったいブラック系バイトとは何なのでしょうか。ここではブラック系バイトの定義やそれが出てきた経緯などを説明していきます。

ブラック系バイトとは

ブラック系バイトとはいったい何なのでしょうか。
ブラック系バイトとは、学生や生徒が労働契約についてきちんと理解していないことを利用して、労働基準法に違反するようなことを行っているバイトを言います。ブラック系バイトでは、たとえば残業代を支払わなかったり、法律で定められている休憩時間を与えなかったり、あるいはバイトとしてはあり得ないようなノルマを課したりしています。学生にはバイトとは別に学校生活があるわけですが、たとえば重労働を課したり試験期間であっても休ませなかったりするなど、学生生活にまで影響を与えるようなことをさせることもあります。
たしかに違法な形のバイトでしたらブラック系バイトという言葉が話題になる前から存在していましたが、学生生活にまで大きな影響を与えるようなブラック系バイトというのが増えてきたのは最近になってからのことです。ネットの普及もあってか、学生や生徒によってブラック系バイトの存在が浮き上がってきて告発されるケースも増えてきています。

ブラック系バイトが増加した理由

学生や生徒にとって悪影響をおよぼすブラック系バイトは増加しているのですが、これはいったいどうしてなのでしょうか。
その一番大きな理由は、世の中の雇用の形が変わったためと言えるでしょう。以前に比べて非正規雇用者(アルバイトや派遣など)の数は増加しました。アルバイトをメインとするフリーターの数も以前より増えています。これによって、以前なら正社員だけが任されていたような重い責任を伴うような仕事を、アルバイトなど非正規の労働者が低い賃金でやらなければならなくなってきたのです。もし世の中で働いている労働者が正社員と学生アルバイターだけであれば、正社員と学生アルバイターとで役割ははっきりと分けられ、学生アルバイターにまで責任の重い仕事がまわるということはなかったでしょう。しかし雇用の形は変わりました。フリーターが増えて責任の重い仕事を任されるようになったことで、それと同じような働きを求められる学生アルバイターにまで責任の重い仕事をこなすことが求められるようになったのです。

ブラック系バイトについてもっと知りたい方は

現在バイトの収入が生活の支えになっているという学生の方は多くいますが、そういった学生の方々はバイトを簡単に辞めるというわけにはいかないものです。そういった学生アルバイターの立場に付け込んで違法なことをするのがブラック系バイトだということはおわかりいただけたかと思います。
ブラック系バイトについては『ブラック系バイト』という本がとても参考になります。ブラック系バイトの実態だけでなく対応方法なども書かれており、ブラック系バイトを見分けたいという方や、ブラック系バイトについてもっと知りたいという方におすすめの本です。ホワイト系バイトで働きたいという方にもおすすめします。

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